犀(さい)の角の解析 Part4
ありのままインストラクター・おがじゅんです♬
久々に犀の角をnTechでどう解析するかを紹介します。
今回は第4弾で、以下のメッセージを取り上げます。
38 子や妻に対する愛著は、たしかに枝の広く茂った竹が互いに相絡むようなものである。筍が他のものにまつわりつくことのないように、犀の角のようにただ独り歩め。
愛著は期待と観てもよいでしょう。
身近な人、特に家族こそ、
「きっとあの人ならわかってくれるはずだ」
「あの人のことを私はよくわかっている」
という根拠なき思い込みが働き、
期待通りになったら、
これが成功体験になりもっともっと期待するようになる。
一方で期待通りにならなければ、
何としてでも自分の思い通りにさせようと、
より強硬な手段で相手を決めつけ、縛り付け、
必要とあらば支配すらしようとすらする。
これによって竹が相絡むように、
お互いがお互いの自由や可能性をどんどん奪い合い、
その結果両者とも苦しくなってしまう。
これは相当エグい地獄ですね💦
そもそも、
1分1秒も同じ認識画面を共有することは不可能なのです。
この大前提の無知は、
共滅まっしぐらです。
だから、
このような身近な人間関係で起こるウルトラ地獄から脱出する為にも、
エゴ意識・自分と自分の宇宙・判断基準・観点をオールゼロ化
して、
全ての存在の根源となる源泉動きそのものになり絶対平等の境地に立て
ということを仏陀は言いたかったのでしょうね。
只今、ちょうど令和哲学カフェにて
千利休が取り上げられており、
まさに茶室の原理そのもの。
全ての格差をオールゼロ化し、
心そのものと心そのもので対峙せよ、
そこから関係性を構築せよ
とも通ずる話ですね!!
「きっとあの人ならわかってくれるはずだ」
「あの人のことを私はよくわかっている」
は脳の世界では100%ありえません!!
脳の外に出て、
脳を統制せよ!!
身内含めて近しい人との理想の関係性はそこから始まるのです!!